
Windowsの場合は、エクスプローラーから、ドライブ直下からフォルダ(ディレクトリ)の確認ができ、ピンポイントでフォルダ内をバックアップすることは容易い。
OneDrive for Businessの使い勝手が非常に向上し、個人用途で利用する以上、box.netはもう利用しなくて十分ではないか?と思い、現在box syncで同期しながらOneDrive for Business一本化に進めている。
このBox Syncフォルダを根こそぎバックアップしようと思い、色々調査していた。
例えば、Box Syncフォルダの位置を確認するため、「情報」で確認すると、「名称未指定>ユーザ>admin」とある。そう、「admin」配下に、「Box Sync」フォルダがあるということだ。しかし、この、adminユーザーフォルダに行く方法がわからない。よく使う項目にも無い。
こういう場合、ワープしてくれる移動ツールが用意されていた。
Finderを起動し、[Shift]+[Command]+[G]の同時押下で移動ツールを起動する方法と、[移動]メニューから[フォルダへ移動]を選択で、「フォルダの場所を入力」する入力欄が表示される。
例えば、今回は、admin配下というユーザーフォルダが表示されればいいので、「~」(チルダ、半角文字)を入力し、[移動]をクリックすると、admin配下に移動してくれた。あとは、フォルダを右クリックっぽい操作(2本指でタップ)して、コピー&貼り付けでバックアップが可能になる。
ここの、移動できるファイルパスの移動方法について、簡単にまとめるとこうなる。
ライブラリに移動するには、「/ライブラリ」で移動することが可能だ。「書類」の場合は、各ユーザー毎に分かれているため、少し応用が必要だ。「~/書類」で移動が可能だ。
移動内容 | |
/ | ルートフォルダに移動 |
. | 現在のフォルダに移動 |
.. | 上の階層フォルダに移動 |
~ | ユーザーフォルダに移動 |
ちなみに、ターミナルでFinderを開きたい場合には、「open .」で開くことができる。