先週半ばから、中国にある大手企業1社から、うちのメールサーバー(とはいっても、Office365)に届かない問題が発生していた。
中国固有の問題と、その企業のメールサーバーにMXレコードを調べようとするとtimeout。
なんとかしろ、と私にクレーム。通常は上司経由で質問くるくせに、こうゆうトラブルは、担当者にダイレクトで来る。変な会社だよな、組織なのに、組織が無い。
そんな時、自前のメールサーバーでは無いところが、ちょっと気分的に楽。Office365ユーザーは、マイクロソフトに任せておけばいい!というメリットがある。とはいっても、ある程度、調査できる能力は必要。
まってよ、先方のメールサーバーがタイムアウトしているから、先方の問題だよ、とぶつぶつ言っていたわけだが。

メールサーバーの動作確認は、nslookupから、MXレコードを調べたりするっていったことが一般的だ。

コード 名前 意味
1 A ホストのアドレス
2 NS そのドメインが管理するネームサーバ
5 CNAME ホストの別名(エイリアス)
6 SOA ゾーンの情報
12 PTR ポインタ。逆引きに使用する
15 MX そのドメインのメールサーバ

nslookup サーバ名 とDOSプロンプト上で入力すれば、ホスト名をIPアドレスに変換してくれる。この処理を正引きと呼ぶ。

nslookup itnews.jp

権限のない回答:
名前:    itnews.jp
Address:  110.34.57.218  ←共有サーバー使っているので、専用IPじゃない

DNSサーバーには、ホスト名(ドメイン名)は、このIPアドレスですよ、といったAレコード情報の他に、メールサーバーに関する様々な情報、MX (Mail Exchange)レコード情報が登録されている。

-type=MX と追加すれば、MXレコードの調査が可能だ。

nslookup -type=MX itnews.jp

権限のない回答:
itnews.jp       MX preference = 0, mail exchanger = itnews-jp.mail.protection.outlook.com

なるほどね、protection.outlook.comとなっている=Office365を利用していることが分かる。
私の会社のMX見たら、mail.eo.outlook.comとなっていたが、特に問題なさそうだ。

CNAME (Canonical Name)は、ホスト名に別名をいろいろつける方法で、主にウェブサイトで利用されるため、今回のテーマでは無いので省略。
SOA (Start of Authority)についても、今回のテーマから外れるため、省略。

DNS情報を調べるにあたっては、mxtoolboxも有効的なウェブサイトだ。スパムに登録されていないか、のチェックの他に、Aレコード、MXレコードの調査、SMTP(メール送信)テスト等が行うことができる。非常に有益なサイトだ。

 

Office365において、メールの追跡ができない場合は、先方のメールサーバの情報チェックも有効的だ。
A、MXをチェックし、問題を探すのも一つの手だ。ぜひ、参考いただきたい。

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