iPhoneを電話子機として使用する〜外出先でも〜

内線電話用アプリとして、AGEphoneLivyTalkがある。自宅のNTTフレッツ光ルータであるPR-500MIで、ルータのIPアドレスを変更している環境の場合、AGEphoneアプリでは簡単に登録できなかった。LivyTalkであれば、すんなりルータに登録できた。LivyTalkは、公式サイトを見ると、Androidもあるようです。利用にあたっては無料。高品質にするには¥500円オプションで対応になるようです。

ここでは、iPhoneにLivyTalkアプリをインストールされている状態で説明します。また、自宅ネットワークだけでなく、外出先でも自宅ネットワークに接続する方法についても説明します。なお、NTT東日本での設定ですが、ひかり電話には対応しているようなので、NTT西日本でも問題ないと考えられます。

iPhoneをフレッツ光のネットワークにWiFiで繋げます。そして、LivyTalkを起動すると、ルータに自動的に登録されます。また、LivyTalkアプリの「高度な設定」のところに、どの内線番号に登録されたか、が表示されます。

フレッツ光ルータの内線番号「3」に登録されています。ニックネームのところが、誰のiPhoneかが分からないため、編集で修正しておくのが良いでしょう。(確認操作:電話設定→内線設定)

これで、例えば、内線番号3番機から4番機にかける場合は、「4」をタップして発信すれば、内線4番に登録した、例えばiPhoneにかけることができます。また、内線番号3番機から、電話をかけても、ひかり電話の番号で発信してくれます。

ただし、これは、iPhoneが自宅のフレッツ光に接続しておく必要があります。外出先で、あたかも自宅にいるようなフリをしてかけたい場合には、フレッツ光ルータに対して、VPNを貼る必要があります。

フレッツVPNルータから、詳細設定→VPNサーバ設定から、沢山接続元を設定できます。エントリ番号1を編集をし、ユーザー名とパスワードは第三者にばれない情報(英数)で任意で設定しておきましょう。

iPhoneでは、設定→VPN→VPN構成を追加から、タイプは「L2TP」を選択します。説明は、VPNの名前なので、「自宅WiFi」とかがいいのではないでしょうか。サーバはルータに設定されているグローバルIPを入力します。ルーター操作:情報→現在の状態→機器状態情報(下の方)から、「WAN側IPアドレス」が該当します。アカウントは、ルータに設定したユーザ名。パスワードは、これも任意で設定した複雑なパスワード。シークレットは、事前共有鍵です。この鍵は、上のVPNサーバ設定画面、VPNサーバ機能から、「表示」をクリックすると表示されます。

外出先で、例えばLTE通信をしている場合は、今設定したVPNを有効にすることで、自宅WiFiのネットワークにセーフティーに接続されます。そのために、LivyTalkを利用しても、あたかも自宅にいるかのように利用できますので、固定電話で電話がかけられるようになります。

VPNを利用するメリットとしては、例えば海外から日本に国際電話かける場合は、結構美味しい値段になったり、電話番号がちょっとよくわからない番号になったりして、リスクがあります。けれど、このVPN経由で接続することで、国内通話でかけられるというメリットもあります。


■VPNについて
VPN(Virtual Private Network)とは、安全にネットワークに接続する仕組みですが、次のサイトが分かりやすいと思いますので、参考ください。
(参考)5分で絶対に分かるVPN(@IT、2016.02.12)