
普段利用しているパスワードは、どれくらい頑丈(保護)されているか、気にしたいところ。
comparitech.comでは、パスワードのセキュリティチェック等のツールを公開(Free privacy and security tools)されている。
今、TBSの日曜劇場で陸王があっている。埼玉県行田市の足袋屋さんを舞台としたドラマだ。
パスワードは日本語が比較的、セキュリティ的に強いということもあり、「日曜劇場」をもじって、「Nichiyo-Gekijo!」という覚えやすいパスワードで作成すると、80億年という、とんでもない強力パスワードとなった。
そのほか、いくつか遊んでみた。
・陸王!足袋 → Rikuou-Tabi! → 2万6先年
・こはぜ屋の足袋 → KohazeyaNOtabi → 300万年
・こはぜ屋!足袋 → Kohazeya!Tabi → 200万年
パスワードは日本語をベースに作成した方が良いですね。
この他、comparitech.comでは、URLの閲覧制限がかかっている、中国やイランでの閲覧確認サービスもある。
当itnews.jpでは幸いにもブロックされていなかった。
中国には、金盾(Great Firewall、GFW)といった、インターネット閲覧を制限する、検閲システムがあり、中国にとって好ましくない情報は遮断する仕組みを取っている。当サイトにおいても、過去にこういう記事(→中国でLINEをGFWによる遮断か?-2014.07.21)を取り上げている。
Googleは中国では利用できないことは有名だ。Googleには、透明性レポートを公開しており、例えば、トラッキングとアクセス不能等のコンテンツがある。Googleの検索エンジンを利用しているYahoo!においても、ついに規制の対象になった模様。
(参考)Yahoo!(ヤフー)が中国で使えない!(中国IT情報局、2017.10.18)
この手の検索は、comparitech.com以外に、定番のgreatfire.org、greatfirewallofchina.org、などがある。
Office365は幸いにもブロックされていない。クラウドサービスでありながら、非常に優秀だ。
Greate Fiewallこと金盾について、次のサイトに詳しく書かれているので参考いただきたい。
(参考)中国のネット検閲システム「グレートファイアウォール」の仕組み(Gigazine、2013.8.8)
簡単に仕組みを記載すると、
(1)DNSでブロック
(2)禁止IPに登録されいている接続をブロック
(3)キーワードでブロック
(4)ページスキャンし、中国政府にとって問題な情報があればブロック
この、金盾、定期的に改良が行われており、2015年1月の改良で、VPN接続に対して、更なる強化が行われている。
VPN接続理由の主な原因は、中国国内からは、twitterや、LINEが利用できない。まして、NHKの映像で、中国政府にとって不適切な内容が流れれば切られるという実態にある。これを防ぐため、他国からVPN接続をし、普段利用しているツールを利用するためだ。
(参考)中国、VPN接続を許可制に変更 – Web接続の規制を強化(マイナビ、2017.1.25)
中国のインターネットでは、VPN接続を許可制に変更されたことで、もはや自由がなくなり、鎖国になってしまった。