仮想化システムは3Tier型

仮想的なサーバを構成するために、仮想マシンを稼働させるためにCPUやメモリを大量に搭載した「サーバ」、データを保存する「ストレージ」、この「サーバ」と「ストレージ」を接続させるための「ネットワーク」(SAN:Storage Area Network)の3層から成る構成を3Tier型仮想化システムと呼ばれています。

数年前までは、これらの「サーバ」「ネットワーク」「ストレージ」を個々毎に用意したシステム構成が一般的でした。勤務先では、富士通製のシステムを利用していた。ストレージはETERNUS、ネットワークにはファイバチャンネル(Fc)でSANで、サーバはPrimergyという構成を利用して、VMware(ESXi)の仮想システムを利用していました。このシステムの場合、SAN部分が障害を起きればシステムが止まるため、冗長化(二重化)の構成が必要となります。Fcは比較的高価ということもあり、簡単に増設ができないのもネックで、きっちりと将来設計をしたシステムを検討せざるを得ません。

システム増設には、ちょっとしたシステムの再構築を含めた大掛かりな作業がつきもので、作り込みの仮想化システムは、もうこりごりという懸念がありました。そこで、5年間に近づく頃に、作り込みのシステムから、出来上がり品(パッケージ版)のシステムに目を向けました。それが、ここ最近、多くのメーカーで開発が進んでいた、HCI(Hyper-Converged Infrastructure)です。

米国調査会社ガートナー社によるHCIの格付け情報では、Nutanix(ニュータニックス)が相変わらずリーダーとなっています。
(参考)Nutanix、ガートナー社による2018年11月版「ハイパー コンバージドインフラストラクチャーのマジック・クアドラント」で再び「リーダー」に(nutanix)

一方で、Ciscoの伸びに興味が注がれます。
リーダー役であるnutanixを採用していれば、間違いないという考え方で選んだのも1つ。その他、各社HCIを調査した結果、nutanixになったということにもなります。

しばらく、このHCIについて連載を続けていきましょう。

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