
Office365には複数のライセンスパターンがあります。
ここでは、「メール」機能のあるプランについて整理していきたい。あまり知られていない機能も多数あるが故に、月額単価が高くなっているのが実情。また、Skype for Businessは2021年7月31日に終了(Microsoft)となり、後継機能として、Teamsが担うことになっています。
プラン | Exchange Online Plan1 |
Essentials | Premium | E1 | E3 | E5 |
月額単価 | VL | ¥540〜 | ¥1,360〜 | ¥870 | ¥2,170 | ¥3,810 |
利用人数 | 制限なし | 300人まで | 制限なし | |||
Office online | × | ○ | ||||
Office PCアプリ | × | ○ | × | ○ | ||
メール保存量 | 50GB | 100GB | ||||
メールアーカイブ保存量 | 50GB | 無制限 | ||||
ATP | × | ○ | ||||
SharePoint | × | ○ | ||||
OneDrive | × | 1TB | 無制限 | |||
Teams | × | ○ | ||||
Yammer | × | ○ | ||||
Flow | × | ○ | ||||
Forms | × | ○ | ||||
Planner | × | ○ | ||||
Sway | × | ○ | × | ○ |
Teamsは、メールに変わる次世代コミュニケーションズツールとして注目を浴びている製品。簡単にプロジェクトチームを作成でき、その中で、チャット、音声通話(音声会議)、ビデオ通話(Web会議、ビデオ会議)、ファイル共有(Wiki、ファイル共有、その他色々な機能を追加可能)です。競合製品としては、Slackですが、Teamsであれば、Office365内で行えるため、非常に都合が良いものとされます。
チャットにYammerがあるけれども、Teamsとの違いについて簡単に説明すると、Yammerは、twitter感覚。TeamsはメールとFacebookの間的な感覚。くだけた会話はYammerを利用し、プロジェクトごとに添った会話的な共有を行う場合にはTeams?線引きが難しいところです。
何故都合が良いのでしょうか?Office365で、メール等を管理していれば、管理者は、特にユーザ設定せず、同一管理画面で管理が行えるため、都合が良いのです。
お手頃感は、Office365 E1。Officeアプリが比較的高価なものの、PC購入時に抱き合わせて購入しているケースが多いと思われます。また、EssentialsからE3への展開もできた筈(未確認)なので、300人以下の企業の場合は、Essentialsでスタートするのも良いかもしれません。但し、300人以上の企業は、E1以上のプランを選択した方が、無難と考えられます。
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