カスペルスキー セキュリティ製品、Windows – Mac 比較


まぁ、ウイルス対策とかセキュリティ対策において、Kasperskyを選んでおけば間違いない(=安全だ)という思い込みはあるけれど、WindowsとMacにおいて、どれだけの違いがあるか、比較してみた。2020年7月27日現在の製品比較(→公式サイト)ですが、Windowsの方が圧倒的に機能が豊富となっている。
ただ、比較の中にある「公衆Wi-Fi利用時の通信の保護」は、1日に利用できる制限があるので、それを撤廃したい場合には、カスペルスキー セキュアコネクションという別の製品の購入が必要だったりする。

Windows版にある「脆(ぜい)弱性攻撃ブロック」が、やはりKaspersky以外の製品との差別化ができる製品だ。Windows updateで完璧だ!といっても、ひょっとしたら、別の製品の脆弱性が悪用されマルウエア(ウイルス等)に感染するケースもある。または、Windows updateでまだ提供されていない欠陥を悪用した攻撃(ゼロディ攻撃)についても防ぐことができる効果がある、というのだ(→カスペルスキー製品の脆弱性攻撃ブロック機能が、Microsoft Windowsのゼロデイ脆弱性を悪用したエクスプロイトを検知 – 2018.10.15

この脆弱性については、総務省のサイトに詳しく書かれているので参考に
総務省:脆弱性が残された状態でコンピュータを利用していると、不正アクセスに利用されたり、ウイルスに感染したりする危険性があります。

 

▼ウイルス/スパイウエア対策 処理内容 Windows Mac
ファイルスキャン ファイルの読み込みや書き込みなどの操作を監視し、ウイルス感染からパソコンを保護します。
メールスキャン 送受信するメールをスキャンします。
添付ファイルのスキャン メールの添付ファイルをスキャンします。
簡易スキャン パソコンを安定して動作させるために必要なファイルのみをスキャンします。
オブジェクトスキャン ファイルやフォルダ、ドライブなど、スキャンする範囲や対象を個別に指定してスキャンします。
リムーバブルドライブスキャン USBメモリやメモリカードなどのメディアをスキャンします。
メッセンジャースキャン インスタントメッセージの送信/受信データを監視して、ウイルスを検知します。また、メッセージ内に記載されているURLの安全性をチェックし、危険なWebサイトへのアクセスを防ぎます。
ルートキット対策 ルートキットのスキャンをバックグラウンドで実行します。
不正ロック対策 画面やキーボードをロックしてパソコンを操作不能にし、ロックの解除に金銭を要求する身代金要求型ウイルス(ランサムウェア)に対抗します。
クラウドプロテクション 従来のウイルス定義ファイルやふるまい検知技術に加えて、最新のクラウド技術を組み合わせた「ハイブリッドプロテクション」を採用。クラウド上に収集されたリアルタイムの脅威情報を利用することで、最新のウイルスや脅威にも迅速に対応可能です。
セキュアブート/メジャーブート対応 ELAM(早期起動マルウェア対策ドライバー)を搭載し、Microsoftの持つ最新のセキュリティ技術に対応。OS起動時、パソコンにルートキットやウイルスが入り込むのを防ぎ、より安全にシステムを起動できます。
予約スキャン 指定したスケジュールで、自動的にスキャンを開始します。
自動駆除 ファイルに感染したウイルスを自動で駆除します。
感染ファイル隔離 感染ファイルをパソコン内の特別な領域に移動して、感染被害を防ぎます。
▼ネットワーク監視
ファイアウォール インターネットやLAN使用時に、ネットワーク経由でのアクセスを監視し、不正なアクセスをブロックします。
ネットワーク攻撃防御 ネットワークに接続中のパソコンが外部から攻撃された場合、攻撃元からのネットワーク接続を一定時間すべてブロックします。
▼危険サイト対策
危険サイトからの保護 個人情報を盗み取るフィッシングサイトや、ウイルスに感染させる危険なウェブサイトへのアクセスをブロックします。
詐欺サイトからの保護 警察庁と連携し、詐欺行為を行うサイトへのアクセスをブロックします。「代金を振り込んだのに商品が送られてこない」「偽物が送られてきた」などの被害を未然に防ぐことができます。
リンクの安全診断 検索エンジンの検索結果やWebページ内に含まれるリンクをスキャンして安全性をチェックします。フィッシングサイトなどの危険なサイトへのアクセスを未然に防ぐことができます。
▼アプリケーション監視
アプリケーション動作の監視 アプリケーションの信頼性を判別し、不正な動きがないかを監視。必要に応じてアプリケーションの動作を制限します。
実行アプリケーションの制限 信頼できるアプリケーション以外は利用・実行を禁止します。
システムプロセスの監視
(システムウォッチャー)
アプリケーションの動作の監視に加え、アプリケーションがどのような処理を実行したかという情報を収集して記録します。この情報に基づいて、マルウェアによって実行された不正な処理をロールバックします。
▼脆弱性(ぜいじゃくせい)対策
脆弱性スキャン OS、ブラウザ、アプリケーションの設定内容をスキャンして、パソコンに問題がないかを診断します。
脆弱性攻撃ブロック OSやソフトウェアのぜい弱性を悪用した攻撃を検知し、パソコンへの攻撃をブロックします。
▼迷惑メール/バナー広告対策
迷惑メール対策 迷惑メールを自動でチェックします。自動削除や指定フォルダへの移動などの処理を選択できます。また、メールに危険なURLが含まれているかどうかもチェックします。
バナー広告対策 ウェブサイト閲覧中に表示されるポップアップ広告や、アプリケーションのメニュー部分などに表示されるバナー広告をスキャンして、表示をブロックします。
▼プライバシー漏洩対策
個人情報の不正送信防止 マイナンバー、クレジットカード番号、電話番号などの個人情報を事前に登録することで、不正な送信をブロックします。
ネット決済保護 オンラインバンキングやオンラインショッピングを利用するときに、口座番号やクレジットカード番号などの個人情報を保護します。
キー入力による情報漏えいの防止 マウス操作で入力できるセキュリティキーボードを搭載。キーボードの入力履歴が残らないため、スパイウェア(キーロガー等)による個人情報の流出を防ぐことができます。
プライバシークリーナー 開いたファイルや閲覧したWebサイトなど、パソコンに残るさまざまな操作履歴をウィザード形式で検索して削除します。操作履歴から、個人情報が漏えいするのを防ぐことができます。
Webトラッキング防止 Webサイトの閲覧履歴や操作履歴が収集されるのを防ぎます。
Webカメラのぞき見防止 パソコンに備え付けられたWebカメラへの不正アクセスを防止します。Webカメラが遠隔操作され、パソコンの周囲の様子をのぞき見られることを防ぎます。
無線LAN安全診断 Wi-Fiネットワーク(公衆無線LANなど)の安全性を確認し、セキュリティ対策が充分でない場合、警告メッセージを表示します。
公衆Wi-Fi利用時の通信の保護 送受信するデータを暗号化する回線を使用することで、セキュリティに不安があるWi-Fi(公衆無線LANなど)を安全に利用できるようにします。
▼保護者による管理
パソコン利用時間の制限 パソコンの利用可能な時間帯を曜日ごとに指定したり、1日の利用時間を制限したりできます。
インターネット利用時間の制限 曜日、時間帯ごとのインターネット利用制限および、1日のインターネット利用時間を制限します。
閲覧可能サイトの制限 ジャンルを選択する、または個別のURLを登録することで、有害サイトなどへのアクセスをブロックします。
セーフサーチ 検索エンジンの検索結果に、ブロック対象のWebサイトへのリンクを表示させません。
ダウンロードの制限 ファイルのジャンルを選択し、ダウンロードを制限します。
アプリケーション利用の制限 アプリケーションごとに利用の許可またはブロックを設定可能。利用時間の制限も設定することができます。
ゲームへのアクセス制限 年齢制限のあるゲームや、指定した種類のゲームの使用を制限できます。
▼その他
ソフトウェアアップデーター インストールされているソフトの更新プログラムの有無をチェックし、必要なアップデートを通知します。
PCクリーナー 長期間使われていないソフトウェアや、同意を得ずに無断でインストールされたソフトウェア/ブラウザー拡張機能、アドウェアとして分類されるソフトウェアの有無をチェックします。
システム変更コントロール 迷惑ソフトによるブラウザーやプロキシなどの設定変更をブロックします。
データ通信量の自動節約 従量制課金接続を使用してネットワークに接続している場合、カスペルスキー製品が行うデータ通信量を抑制します。
ゲームモード ゲームなどのアプリケーションが全画面表示になった時、ポップアップ通知を無効にしたり、スキャンやアップデートなどを一時的に停止してパソコンにかかる負荷を最小限に抑えます。
Windows設定診断 悪意のあるソフトウェアの活動、システムエラー、またはシステム最適化ソフトの不適切な動作によるWindows設定の破損、異常を診断します。
Internet Explorer設定診断 悪意のあるソフトウェアの活動、システムエラー、またはシステム最適化ソフトの不適切な動作によるInternet Explorer設定の破損、異常を診断します。
パスワード設定 他のユーザーが設定を変更できないようにパスワードを設定することができます。
処理結果(レポート)の表示 検知した脅威の数や種別、処理結果などを、わかりやすいリストやグラフで表示します。

 

間違えては困ることは、脆弱性対策をせずに、このカスペルスキーを入れても、多少の効果はあるけれど、確実性は難しい。カスペルスキーでは、脆弱性として狙われやすいソフトに絞って対策が行われる。そのため、カスペルスキーでは管理されていないソフトウエアの脆弱性が悪用された攻撃が行われれば、そこから侵入されてしまうわけだ。対策をしていて、これでもか、という二重の対策としての利用という考え方がベター。逆に、費用が安く、脆弱性対策が無い製品と比べれば、脆弱性対策がある製品の方がベターだよね、という考え方になると思う。

 


Twitterでフォローしよう

おすすめの記事