
Javaを動かすにあたって、簡単な作業が必要だ。ここでは、Windows 7 をベースとして書いていく。
Java開発プラットフォームとして、JDKをまずインストールする必要がある。
入手先はhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.htmlから可能だ。
JDKには3種類ある。「Java SE (Java Standard Edition)」「Java EE (Java Enterprise Edition)」「Java ME (Java Micro Edition)」だ。で、標準的な仕様がJava SEなので、それをインストールした方が無難だ。ちなみに、Java EEを使うにあたっても、実行環境にはJava SEが必要になるため、Java SEを入れておけば問題が無いというわけだ。
JDKのインストール方法は色々なサイトに書かれているため省略。
JavaをWindows 7で利用するためには、インストールだけでなく、少し設定が必要だ。
コンピュータを右クリック → プロパティ → システムの詳細設定 詳細設定タブ→ 環境変数をクリック
ユーザー環境変数を追加していく。変数はPATH、値はJDKをインストールしたbinまでのアドレスを入れます。すでにPATHがあり、編集の場合だと、「;」(セミコロン)でつなげる。
Tomcatを利用する場合は、「JAVA_HOME」(値例:C:Program Files (x86)Javajdk1.8.0)を作成する必要がある。これは、Tomcatが、JDKのホームディレクトリとしてJAVA_HOMEを参照するように作られているからのようだ。
CLASSPATHの設定もしておこう。これは、サードパーティのJAVAシステムを利用する際に、jarファイルを探すために利用されるようだ。
ここまで設置すれば、Javaが動作するか確認してみよう。よくある「hello! World!!」を作ってみよう!
メモ帳やEmEditor Freeとかで作ってみよう。ここでは、Dドライブ直下に「java-test」フォルダを作成し、そこにhello.javaを入れてみた。
public class hello { public static void main (String[] args) { System.out.println("Hello! World!!"); } }
DOSプロンプトで実行したサンプルが次の通り。
問題なく、Hello! World!!が表示されれば「成功」となる。