バックアップソフト

ARCserver Backup でスナップショットによるバックアップが取れるかどうか、サポートに問い合わせてみた。
理由として、ファイルサーバのリプレイスとして見積もりが3社から届いたわけだが、スナップショットでバックアップができない標準機能(ARCserver Backup)の提案だらけだ。一部、D to Dの方が無難という提案もあった。

コストをかけることはできない、という条件下においては、サーバ筐体内で、ディスク間コピーした上で、他のサーバにバックアップするのならまだしも、稼働中のサーバをバックアップするために機能をオフにするなんては、ちょっと無理だな。

CA ArcServer 製品比較(公式Webから抜粋)

●CA ARCserve Backup
物理/仮想環境を問わず柔軟にバックアップを中央集中管理することが可能になります。さらにバックアップデータをクラウドにコピーする機能によりストレージの効率化を図ることができます。また標準機能のデータ デデュプ(重複排除)機能によりバックアップデータを最小化することも可能です。

●CA ARCserve D2D
最新のディスクベースのイメージ バックアップ製品です。異なるハードウェアへのベアメタル復旧やフォルダやファイルなどのきめ細かいリストアなど数多くの標準搭載機能により驚くほど簡単にシステムやドライブ全体のバックアップを行う事が可能です。

●CA ARCserve Replication/ High Availability
拠点間でデータを複製するためのレプリケーション製品です。本番環境で利用されるデータセンターとリモート環境に用意されたバックアップセンターでリアルタイムにデータを同期させることにより、災害時に即座に切り替えることで事業の継続性を保ちます。

としか書かれていない。標準のBackupを選択すべきか、D2Dを選択すべきか、でも、D2Dを選択した場合は、8万円程度で比較的安価で行うことができる。しかし、1通りのバックアップ方法しか設定できないため、複数バックアップ先への設定を行う場合にはBackupとの組み合わせが必要となるなど、ちょっと不向きだ。
比較表を作って欲しいものだ。しょうがなく、商品窓口に聞いてみた。非常に分かりやすい回答だったので、転載してみる。

ARCserver Backup標準機能においても「ファイルサーババックアップに向かない」ということはありません。ユーザアクセスのない夜間、週末などにバックアップを行うのであれば標準機能でも十分にバックアップを行っていただけます。

業務時間中のバックアップを行うのであれば、ARCserve Backup 本体と合わせて、Agent for Open Filesの利用をお勧めします。Agent for Open Filesを利用いただけば、ユーザが利用中のファイルでも整合性を保ってバックアップを行っていただけます。

また、ファイル数が多く、ファイルシステムI/Oがボトルネックとなるような環境ではEnterprise Module(Image Option)を用いることで、ファイルシステムを介さず、ディスクのイメージバックアップが行えます。

その他、ARCserve D2Dという製品もあり、この製品では、サーバまるごとのイメージバックアップをDisk to Diskで行います。Windows VSSによるスナップショットを用いることで、オープンファイルのバックアップが可能で、イメージバックアップですのでファイルシステムがボトルネックとなることもありません。

必要に応じて、ARCserve Backupエージェント/オプションの追加や、ARCserve D2Dの利用をご検討下さい。

気になる「Agent for Open Files」について調べてみたら、こちらに分かりやすく書かれていた。
バックアップソフト

むむむっ!使用中のファイルもバックアップできるわけですよ。しかも、このオプションは10万円以下ぐらいだから、D2Dと比べれば、スモールスタートとしての運用が可能だ。しかも、VSSにも対応なわけだから、D2Dの一部の機能(=スナップショットによるバックアップ)が欲しい場合は有効的だろう。

ただし、このオプションを利用した場合、一部のWindows Serverにおいて、次のような不具合が発生するようだったので、これもメモ。
参考)ファイル サーバー上のファイルの操作時に、システムが応答を停止する、ファイル サーバーのパフォーマンスが低下する、または遅延が発生する(Microsoft)
ただ、この一時的な対応として、

net stop server
net start server

といったサービスの再起動のようだ。

ベンダーの話をそのまま鵜呑みもよくないときもある。分からないことがあれば、商品のメーカーに確認しろ!ってことですな。

 

※D2Dの価格を30万円と誤記入してしまった。実際には8万円程度だった。2014/3/18


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