
12月のマイクロソフトアップデート情報を即座に公開し忘れたため、まとめの意味を含め、掲載していこう。なんとまぁ、バグだらけ。気を付けましょう!
●マイクロソフトセキュリティ情報 <次回は2015年1月14日(水)に提供予定>
2014/12/09 | MS14-085 | 3013126 | Microsoft Graphics コンポーネントの脆弱性により、情報漏えいが起こる | 重要 |
2014/12/09 | MS14-084 | 3016711 | VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される | 緊急 |
2014/12/09 | MS14-083 | 3017347 | Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される | 重要 |
2014/12/09 | MS14-082 | 3017349 | Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される | 重要 |
2014/12/09 | MS14-081 | 3017301 | Microsoft Word および Microsoft Office Web Apps の脆弱性により、リモートでコードが実行される | 緊急 |
2014/12/09 | MS14-080 | 3008923 | Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム | 緊急 |
2014/12/09 | MS14-075 | 3009712 | Microsoft Exchange Server の脆弱性により、特権が昇格される | 重要 |
この月例アップデートで大きな問題が発生している。PCがハングアップする、といった問題だ。
KB3002339 の更新プログラムをインストールすると、Windows Update が完了しない、システム再起動時に更新が完了せずシステムがハングアップしてしまうという現象が発生することを確認したようだ。但し、Visual Studio 2012(VS2012)ユーザーが対象のため、プログラマーなどの開発者もしくは、興味本位でVS2012をインストールしていなければ、対象外ということだ。
更に条件があり、Windows Update から KB3002339 の更新プログラムをインストールした場合に発生します。KB3002339 の更新プログラムをダウンロード センターから入手し、単体でインストールした場合には発生しないようだ。
KB3011970 の更新プログラムをインストールすると、Silverlight のバージョンが 5.1.30514 から 5.1.31010 にアップグレードされます。その後、 DRM 暗号化が利用されいるコンテンツを扱うサイトから動画の再生すると、エラーが発生する可能があるとのことだ。エラーが発生した際に、Silverlight のバージョンを確認し、5.1.31010 であれば一旦Silverlightのアンインストールと再インストールすることで回避できるようだ。
●KB3004394は致命的なバグらしい。KB3004394 は即刻アンインストールせよ(こばさんのwakwak山歩き)
ルート証明書のバグで、管理ツール、スクリーンキーボード、リモートデスクトップ、UAC等いろいろな所でトラブルが発生している模様。削除すれば治る。
●Excelで異常。Excel2007→KB2596927、Excel2010→KB2553154、Excel2013→KB2726958をアンインストールせよ!VBAが正常に動作しないとか。
——-参考————————
●2014年12月のWindows Updateの不具合と解消方法(ぼくんちのTV別館)
●セキュリティホールmemoの追記
●12月の定例WindowsUpdateに不具合あり(周回遅れの日記)
WSUSでばらまいて、不具合になるのが一番嫌だよなぁ。。。WSUSはまだ実施未定だけど、こういったトラブルが重なると、アップデートは1週間後、とかがいいかもしれないな。
また進捗情報が入り次第、アップします。