IEAK(Internet Explorer 管理者キット)を利用してみる。

IE10(Internet Explorer 10)より、GPO(グループポリシー)が適用されなくなったことを受け、IEAKでの対応が迫られている。
というのも、IE9/10は、2016年1月でサポート終了するからだ。
とはいいつつも、業務内では、IE11対応したアプリはまれ。IE10までが推奨だったり、未だにIE8を使ってくださいという、オンラインサービスがあるぐらいだ。

 

IE11を配布し、それを一斉管理する便利な方法として、GPOがあったが、今後(IEが廃止されれば、今後どうなるんだろう)は、IEAK(Internet Explorer Administration Kit)で対応せざるを得ない。ただ、IEAKで、IEの構成ファイル(.msi)をGPOで配信することもできるため、GPOで出来なくなったということでも無い。紛らわしいが、GPOの中で管理できなくなっただけで、配信管理になった、ということだ。

 

IEAKに関してぐぐっても、具体的にどんなことができるかが記載されていないため、スクリーンショット中心に、こんなことができる、というブログにしていこう。

 

Internet Explorer 管理者キット – IEAK11、IEAK10、IEAK9(Technet)

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まず、IEAK利用にあたって、IEAK11、IEAK10とかを共存することができないという問題。仮想化環境があれば、IEAK10用のDEMO機を作って、作り終わったら、削除して、IEAK11用のDEMO機をつくればいい。仮想化をもっていなければ、VirtualBoxとかで仮想環境をPC内につくり、IE仮想マシンをダウンロードできるmodern.IEからVirtualBoxのイメージを入手する、という方法が可能だ。(多分)

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前提条件としては、IEAKは複数のバージョンを共存できない!ということだ。今回のスクリーンショットでは、IEAK11をもとにおこしておきたい。

IEAKのダウンロードは、上記、Technetのリンクから、該当のプログラムを入手し、インストールが完了している、ということにする。

 

1)次へをクリック

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2)IEAKで生成されたプログラムや設定ファイルをどこに保存するか、参照から選びます。
また、既に設定ファイル(.INI)がある場合には、詳細設定から、読み込むことができます。これを実施すれば、作業が大幅に軽減できます。

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3)詳細設定をクリックした画面が次です。

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4)プラットフォームの選択だ。まだ、Win10は無い。

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5)言語の選択だ。日本語以外にも多数ある。

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6)こんな感じに。

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7)完全インストールとは、プログラム本体のインストールが含まれる。IE11が入っている状態で、設定ファイルだけ組み込み直す場合には、構成のみを選択する。

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8)構成したい設定内容を選択できます。ここでは、どういったことができるか、を説明したいと思いますので、全部選択します。
ですので、一部分しか選択していなければ、一部分しかウィザードには表示されませんので、できるだけ少ないチェックの方が、処理が楽です。

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9)設定ができる内容は次の通り。

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10)次へをクリックしたら、IE11を実行するかどうかのセキュリティ警告画面が表示されます。「実行する」をクリックします。

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11)コンピュータ内にIE11のプログラムをダウンロードします。「同期」をクリックし、最新になれば、「次へ」をクリックします。

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12)インストールはどうするか?という画面です。通常は、デフォルトで良いかもしれません。
再起動を強制する、というチェックを選びましたが、再起動はしてくれませんでした。環境によるのでしょうか?( ̄-  ̄ ) ん・・・

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13)設定ウィザードの開始です。

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14)検索プロバイダーの指定があれば、ここで追加することができます。

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15)ホームを設定できます。

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16)Office365で利用しているAzure ID統合ポータルを指定することもできます。

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17)アクセレータを追加することができます。

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18)追加にあたっては、XMLファイルである必要があります。

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19)お気に入りを指定することができます。

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20)こんな感じに追加します。

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21)ブラウズのオプションです。お気に入りとかをどのようにするか、さらに細かく設定できます。

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22)ウェルカムページを指定することができます。

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23)★互換表示設定です。これ大事!IE7互換にしなければ、使えないアプリが多いです。

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24)接続の設定情報を詳細に設定できます。

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25)プロキシの設定ができます。

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26)信頼済みサイトとかのセーフリスト設定が指定できます。

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27)セキュリティゾーンの設定をインポートすることができます。

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28)コンテンツアドバイザーの設定ができます。

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29)プログラムの設定を変更できます。

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30)ここの修正ができます。

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31)更に詳細な設定ができます。

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32)27で設定した内容をさらに詳細に設定ができるようだが。。。

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33)ウィザードが完了。これより、インストールプログラムを生成していきます。

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34)生成中

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35)インストーラー等の作成が完了しました。

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36)下記ディレクトリにインストーラーが出来上がっています。

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37)作成したインストーラーをGPOで、[ポリシー]→[ソフトウェアの設定]→[ソフトウェア インストール]から配信が可能です。

(参考)MSIファイルをActive Directoryのグループ・ポリシーでインストールする(@IT)