
Office365コンプライアンスセンターからOffice365プロテクションセンターに切り替わりつつある。
(旧)コンプライアンスセンター
(新)プロテクションセンター
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ここでは、旧コンプライアンスセンターがどうだったのか、について説明していこう。
(参考)Office 365 コンプライアンス センター(Technet)
Office365コンプライアンスセンターでは、電子情報開示検索および保留の管理、モバイル デバイスのアクセスの管理など、組織のすべての Office 365 のデータのコンプライアンスを管理できる。
アーカイブ(インプレース)
Office365アーカイブは、インプレースアーカイブと呼ばれ、訴訟等で法的証拠開示要件が発生した時に利用できるメールボックスとして利用できる。ただ、Exchange online プラン2のライセンスが必要だった気がする。但し、Office365 E3以上のプランは含まれている。訴訟対応にできるため、Office365を導入した場合にも、あわせて導入しておきたい。
(参考)Office365監査~訴訟ホールド(2014/02/07)
モバイルデバイス管理
モバイルデバイス管理ポリシーでは、結構きめ細かく設定できるようだ。
Data Loss Prevention管理
データ損失防止として、SharePoint OnlineとOneDrive for Businessに対して制御できる模様。実際、私はこの編は使いこなせていないため、申し訳ないけれども分かりません。
レポート
例えば、監査ログレポートとして、幅広いチェックができる(ことが分かった)。
検索
検索では、次のように幅広く検索ができる。ソースは、メール、サイト(SharePoint)から行える。
こう見てみると、コンプライアンス管理がしっかりしているため、SharePointを効率良く活用することで、無駄なシステム投資を避けることができるかもしれない。