リモートデスクトップ接続で「画面共有」する

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リモートデスクトップ、相手側(接続されている側)のデスクトップ(画面)に遠隔操作して作業を行える様にする作業。この場合、相手側は、一旦ログオフしてもらう必要がある。

【操作】
1)WindowsキーとRキーを同時押下し、名前欄に「mstsc」と入力し、Enterキーを押下すると、リモートデスクトップ接続画面が表示される。
2)接続先にIPアドレスか、PC名を入れて接続する。

 

リモートデスクトップだと、接続先の画面にロックがかかって、相手側(接続されている側)は真っ黒の画面で、何の操作をされているか分からない。また、相手側の画面は、一旦ログオフする必要があるため、操作を止めておく必要がある。これだと、ヘルプデスクとして対応するにあたっても、どこがうまく行っていないのか、分かりにくい。それを防ぐため、「画面共有」ができると、非常に便利だ。

画面共有のリモートデスクトップ接続

【相手側(接続される側)の操作】
1)WindowsキーとRキーを同時押下し、名前欄に「cmd」と入力し、Enterキーを押下すると、コマンドプロンプト(黒い画面)が表示される。
2)相手側のIP情報を確認するため、ipconfig と入力しEnter。IPを確認。
3)続いて、query session と入力しEnter。「>console」と書かれている行を確認。
セッション名  ユーザー名   ID   状態    種類    デバイス
>console   ユーザーID   1  Active

【接続する側(操作する側)の操作】
4)PowerShellを開き、「mstsc /v:IPアドレス /prompt /shadow:ID /control」というコマンドを入力する。
shadow:IDは、この例では「1」となるため、「mstsc /v:IP /prompt /shadow:1 /control」となる。
5)認証画面が聞かれるが、そこは、自分自身の認証でOK。わざわざ、相手側の認証情報を聞く必要はなし。

【相手側の操作】
6)相手側のデスクトップ画面に「要求を受け入れますか?」とウインドウが表示されるため、「はい」とクリックすることで、画面が共有される。
つまり、接続する側がマウスを動かすと、相手側もその様子を見ることができます。

 

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