色々なクラウドサービスのデータをシームレスに連携するFaaSサービス「Chalaza (カラザ)」を軽く触ってみた話題として、ITnews.jp Advent Calendar 2022 に関しての取り組みとしての連続投稿23日目になります。
(公式URL)https://www.mitani.co.jp/chalaza/
Chalazaって何なのか?が、公式URLを見ても具体的によく分からない、宣伝が弱いもったいないクラウドサービスの1つ。
評価として、グループウエアシステムPOWEREGGのスケジュールとOffice365 (Microsoft365)のスケジュールを同期するということを試した。
なお、作業手順書のマニュアルを提供頂いたわけですが、残念ながら、そのマニュアルを利用して設定することはできず、三谷産業様の無償作業を頂いて、感覚をつかむことができた。
もったいないなぁ~
POWEREGGについてはこちらに簡単に触れています。
料金は1アダプタ当たり月1万円。
今回のように、双方のスケジュールデータの同期、ということで、POWEREGGとOffice365に対してのアダプタが必要となるため、2アダプタで月2万円となる。
なお、部内的に必要性が分からないということで、没ってしまった。
内勤部門のため、Office365でスケジュールを見るなんて皆無だから、相談先が失敗した、と言わざるをえない。
Office365からPOWEREGGに対しプッシュするという機能は無いため、POWEREGGからバッチを走らせAPIでOffice365のスケジュールデータをPOWEREGGに書き込む、もしくは、POWEREGGからOffice365に対して書き込む、という処理となる。
Teams連携しているため、POWEREGG 3.3c 以降であれば、POWEREGGでTeams予約を行うと、Office365にも予約が行われ便利だよ、という気持ちになるのかもしれない。
Chalazaで何ができるか分からないため、スケジュールの同期を体験した。
例えば、Office365 (Microsoft365) のスケジュールと同期するには、POWEREGG側のスケジュールとの項目部分を連携させていく必要があります。
POWEREGGからOffice365のスケジュール(予定表)を同期させるために、書き込みが可能な項目は、日時・件名・内容・場所・公開情報いう。
一方で、Office365からPOWEREGGへの書き込みが可能なデータは、タイトルと登録者や出席者、会議の詳細や公開情報となる模様。
リアルタイムの更新ではなく、データへの書き出し、書き込みをバッチで行う必要があるため、タイムラグがどうしても発生する。ここが微妙な線なのかもしれない。
POWEREGGのスケジュール登録後に、登録者や出席者に対しicsファイルをメールで送信する、といった機能があれば、この作業って不要なのかもしれない。これは、POWEREGGユーザー会にでも要望提出してみようかな。
バッチはPOWEREGG等の自分ら側に仕掛け、例えば60分毎にバッチを走らせて今回は、POWEREGGからOffice365向けに。
次回のバッチではその逆に、といった処理で実現している模様。
Chalazaサービスの宣伝方法として、POWEREGGに組み込んでおき、他サービス1アダプタまで保守内で利用できますよ!なんての販売形態いすれば、クラウドサービスのシェアも拡大できるのではないかな、とか、思っていたりする。
面白そうな製品だけれども、情報量が少ない、公式サイトを見ても、よく分からない、本当に惜しいサービスだなーとツクヅク感じてしまう。
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